大隅での農ある暮らし
農業未経験者が無肥料、無農薬、不耕起栽培の野菜作り,稲作に取り組んで行きます。
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Author:新米農家
無肥料・無農薬・不耕起栽培の自然農を目指す新米農家です。
都会生活を脱し、新しくはじめた田舎暮らしのあれこれを綴っていきます。



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東京

稲刈りも一段落した数日を見計らって旅に出た。


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雲海の合間からひときわ高く姿を見せた富士が、
久しぶりの上京を歓待してくれそうだった。



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朝の散歩は、近くを流れる川縁を歩いてみる。
歩道がしっかり整備されている都会の朝も気持ちよい。
おそらく毎朝、歩いてるのであろう人達と行き交う側には、
スカイツリーがそびえている。



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上ってはいないが、下から見上げるスカイツリーは圧巻だ。



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予定日よりひと月も早く、家族の仲間入りを果たした孫娘。
この生まれたての赤ん坊を抱っこするためにやって来たのだから…。

2泊3日は、あっという間に過ぎ去った。
稲架掛けの田んぼをまだ見てない、どうなっているだろう…。



台風の爪痕&稲刈り

台風24号が去ったら、またまた25号と今年は台風の当たり年か。

先日掛干ししていた棚田の稲架も無残にも倒されてしまい、
刈ってない田んぼの稲は寝かされている。

台風が去った後の晴天も短く、後も雨の予報。
そして、カミさんは、おめでたい用事で上京と孤軍奮闘の日が続いた。



----------- 10月1日 -----------
棚田の補修&No3の稲刈り



倒された稲架を起すのは大変な事だ。
濡れた稲が掛かっている竹を起すことは、まず、一人では不可能に近い。

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隣に新たに稲架を立てて、倒れた竿竹から濡れた稲を外して移すのだが、
寝たままなので片方を持ち上げてやらないと、ビニールも外せない。
紐の結び目のある方に倒れているのだ。

そこで、考えたのが3脚を5,60cm程の高さにして、片方を必死に持ち上げて引っかける。
隙間を作って、ビニールを外し、濡れた稲を抜き取っていくやり方で、
一人でやるにはベストだと思った。

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まあ、こういう苦労は数回、味わってきているので、経験も生きている。
「ちょっとづつやれば、いつかは終わるものだ」 と自分に言い聞かせながら作業やる。



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↑復活させた棚田の稲架。
倒れないで立っていた稲架は、補強してそのまま使った。
長い竿竹を5本使って1列を作っていたが、3本と2本に分けた。
3脚は多くなるが、こまめに列を作った方が共倒れしないやり方だと思える。





午後からは、4枚田に移動して、No3の刈取りをやった。

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↑刈り取る前の段々の田、No2とNo1がひどく倒れている。
倒れた稲を刈り取るのも、これはこれで苦労する。



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↑1条刈りのバインダーなので、2条刈りの倍の時間が掛かる。
しかし、倒れた稲を起しながら刈り取るには、キビキビ動いてくれる。
隣と重なり合った稲穂は、引っかかるので、まずバインダーが刈り取る前に、
人が分け入って道を作ってやる、水先案内人の役をするので、さらに時間がかかった。




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↑この日は、ここまで。
1列だけ竹を立てたといっても、共倒れしないように4本4本に分けて、
区切りを付けておいた。



----------- 2日 -----------
午前中、No3を掛け終えることと、午後、モチ米を刈り取る。

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↑No3の分は、全てかけ終えた。
隙間があるのは、No2をかける分だ。



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↑No4(モチ米)の刈り取る前の状態。
主に倒れている左側の所はうるち米の部分、
モチ米は、中程を除けば比較的影響を受けなかったようだ。




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↑夕方帰る前の状態。
モチ米部分だけを刈って稲架も立てている。






----------- 3日 -----------
この日まで晴天で、4日から雨の予報だったので、刈り取ったままのモチ米を掛け、
この4枚田の稲刈りは終えようと思っていたら、午前中で済んだ。

急遽、No2とNo4残りを刈取り&掛けることにした。



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↑No4の終了。




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↑No3の終了,No2一部残りあり。
No2の倒れた稲を刈るのは、非常に時間が掛かり、最も影響のあった真ん中部は、そのままとした。
地面に触れ倒れている稲を刈り取るのが、不調なのかどうか、バインダーが何回も詰まって、
その度に詰まった稲を引きずり出す事に嫌気がさして止めてしまった。

結果的には、残した方が時間的に良かったのだが…。

4日から暫く雨が続くし、台風の影響がどうなるか分からない、
農家は一人社長であり、一人従業員であり、そして晴耕雨読だ。




棚田の稲刈り


晴れ間が続くと見越した25,26日に棚田の稲刈りをやった。


----------- 25日 -----------

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午前中、納屋の天井に仕舞った竿竹と棚下に置いた2、3本組の稲架掛け用の竹などを
軽トラで棚田に運ぶ。



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午後2時過ぎからバインダーでマクラ部(植付けた周囲)から刈り始める。
午前中は朝露でびっしょりの稲も午後には乾いているので刈りやすい。
前日の午後に刈って、翌日に掛けるパターンが最も効率よさそうだ。



----------- 26日 -----------

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これは、翌日26日朝の状態。
1列だけは、稲架を立てて一部は稲を掛けている。
(前日は、午後2時から6時過ぎまでかかった)



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この日は、カミさんの手伝いもあり昼前には、全て掛け終えた。
掛け終えた稲架を前に、田んぼでのおにぎりタイム…。




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一休み後、ビニール掛けまで終えたのは、午後1時半過ぎだった。
午後から雨模様の空で、急いでビニール掛けをやったが、
今までで最も効率の良かった棚田での稲刈り作業のように思う。

この日は、Yさん家も同様の稲架作業、Mさん家はコンバインでの刈取りだった。
そして、家に着いてから本降りの雨になった。
また、大型の台風が近づいており、今後どうなるだろうか…。




黄金色


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田植えから4ヶ月足らず、棚田全体の黄金色が眩しい。



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例年稲刈り一番のOさんが、稲掛け中だ。
家の田んぼ(手前)も、そろそろ来週あたりだ。



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4枚田の方もイノシシにも入られず、棚田の後の稲刈りを待っている。


額縁

A4サイズの写真などは、百均の額縁を使っていたが、
今回A3サイズ強の額縁を自作してみた。


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残っていた角棒材を電気カンナで削る。
右:購入時のまま(3×2.5cmほど)
左:面取、カンナ掛後



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端を45度に切断。



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ボンドとネジ止めで組立てる。



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角もぴったり、左右から斜めビス留め。



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4年前に取得した3級造園技能士の賞状を入れてみる。
百均のアクリル板、賞状、後ろは画用紙と段ボール紙で納める。



スズメ除け

今年も稲穂がくろんじてくる頃、スズメ除け用にテープを張り巡らした。


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橋横に生えている竹を14,5本に分けて切り、田んぼの周りに立てた後、
赤銀色のテープを竹に巻き付けながら張っていった。


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イノシシは、出穂した後の柔らかなところを狙い、
スズメは、穂が固くなって垂れ始めてから来るからだ。


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モチ米もくろんじ始めている。
モチ米の所は、毎年、テープは張ってない。
人、車の往来が比較的近いからか、スズメの姿を目にしたことはない。


種蒔き


昨日、秋、冬野菜用の種を蒔いた。

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数日前に荒起ししておいた畑に、手作り畝立て道具を付けた耕耘機で、
条蒔き用の畝を作り、種を蒔いた。

今回は、10本ほどの畝に、畝毎じゃなく、横並びに同じ種類の種を蒔いていった。

成育した野菜が異なるので、全体を見たら面白いのじゃないかと、単純な理由だが、
植える時にも、左右に条を付けて、種を並べ、土を被せ、手で軽く押える、
2畝またいで、同じ事を繰り返す作業が結構楽だという利点もあった。

茶の木側から順に
みやこべか菜、サラダ紅大根、イタリアンパセリ、耐病総太り大根、
のらぼう菜、レモンバーム などだ。



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こちらは、だんだん終わりとなった夏野菜。



玄関灯

玄関の電球が切れていて、その交換を先送りしていた。

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LED電球に替えようと用意はしていたのだが、
30年は経過したであろうアンティークな玄関灯から、
古い電球を外せなかったのだ。

取説は勿論残ってないし、このタイプの灯は初めてだし…、
一般的には、上のネジを回すか、下のつまみを回して、ガラスを下に下ろしてと…。

上のつまみは、飾りだと分かったし、下のつまみは回るけど空回りを繰り返している。
本体毎、交換するのは取り外せるので、出来そうだが、
この錆が出来たアンティークな形は気に入っていた。

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結果的には、鋳銅性のつまみにつく小さなボルトが錆で癒着していて、
ガラス本体を支えるアルミ板とのネジが空回りしていた。

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潤滑剤CRC556をたらし込み1時間、下のつまみをペンチで引出ながら、
かつ、斜め方向にして、内部の上ネジ(全く見えないが)を引っかけるように…、
壊してもいいつもりで、ペンチを回していくと、隙間が大きくなってゆく、
何だろう、大してつまらない動作に感動したのは久しぶりだった。


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やれば、出来るじゃないかと、灯がささやいているようだった。
はい、まだまだ使わしてもらいますよ!


鍬の柄

田んぼでモグラ穴からの水漏れを塞ぐため、軽トラに乗せていた鍬で、
土を掘り起こそうとしたら、柄が折れてしまった。

水で固められた粘土質の土は、相当の力でないと掘り出せない事を
実感した次第だった。


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帰ってから柄を付け替えようと、折れて鍬の筒に残っている部分を、
取り出そうとしたが、それがびくともしないで留まっている。

上から押し出すのに動かないので、中に空洞を作ってやればと、
電動ドリルで穴を開けてやったら、その後、簡単に押し出せた。

短くなったが残った柄の先端部分を、ヤスリやサンドペーパーで磨き、
穴に合わせて微調整し、最後に天辺に鉄のクサビを打ち込み復元させた。




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裏の畑の道沿いに、つるバラを這わす棚を作った。
つるバラは難しいらしいので、何の蔓類になるかは、まだ分からない。




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こちらは、畑小屋。
左側からは、ニガウリが進出し、こちら面は草の蔓が我が物顔だ。
こう言う草類は、直ぐにはびこるのだけど…。



モチ米

日中はいつも通りだけど、朝晩がめっきり過ごしやすくなった。


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遅いので心配していたが、例年と同じく、No4のモチ米も6割ぐらいの出穂となっている。



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風で穂が揺らぐNo3の田んぼ。



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夕方の棚田、右奥が高隈山。



栗拾い


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毎年、8月末頃には栗が落ちている。

今日、栗林に行ってみたら、ポッカリ口を開けたイガグリを見つけた。

すでに、先客もいるようで、飛び出した栗に歯形の跡もあった。



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畑小屋の壁に沿って植えたニガウリもとっくに屋根を越え、

行くところがなく、小屋の中に侵入したり、折り返したりと、まだまだ盛んだ。



台風接近


今年の8月は、毎日のように台風が発生している。

今週も19号、20号が九州地方に近づいていて、今、雨が降ったりやんだりだが、風はない。



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あちこちの田んぼで、稲穂がまっすぐに立っているのを目にする。

棚田とNo3の田んぼでは、7割ぐらいだが、No1,No2は殆ど少ないし、

No4のモチ米では、まだ、出穂を確認していない。


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出穂(しゅっすい)

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毎年、棚田でも4枚田でも、お盆の頃に最初の出穂が見られる。


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「出穂(でほ)見て20日、出揃ろて20日」
と言われているので、40日後辺りから稲刈りとなる…。


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桜島

錦江湾にそびえる桜島は、見る位置で様々な姿を見せてくれる。

法要で大隅半島から薩摩半島にフェリーで移動したので、その様相を残す。



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大隅半島側の垂水港から。



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こちらは、夕方の帰りの時間帯の写真ではあるが、垂水港から出てすぐは、
富士山と同じ円錐形にみえる。
中央左のフェリーが運航している。



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フェリーは、東から西へ移動しながら桜島の目前を進む。
この日は、南岳の噴煙は、鹿児島市内側の北西方向だった。



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薩摩半島側の鴨池港から。



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ちなみに、上とちょうど180度反対(大隅半島側)の福山酢を造るかめ壺畑から(翌日夕方)。



棚田の草刈り

この時期、棚田の草刈りは、早朝か、夕方がベターだ。

家の田んぼは、高い所にあり、日影ができる夕方5時頃だろうか。




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ちょっと早めに田んぼに行き、草刈り前に棚田の写真を撮った。



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もう少しで出穂を迎える緑の美しい棚田。



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早めに終えたら、ここで棚田を眺めながら一休み。
ひんやりした風が、通り抜ける気持ちのいい場所である。