水路の水門調整


田んぼは、この雨の続いている間は、水口を止めている。
また、水守としても水門は堰の板を1枚外して、水路への流れ込みを少なくしている。
そして、2番目分岐の所でも全部板を外して川に戻すようにしている。


DSCN8983_seki1.jpg


先日、近隣の町での悲惨な出来事を報道していた。
豪雨の時に「川の様子を見に行ってくる」と言って出られた74歳の方が亡くなられた。
同じように、水管理の担当で用水路の事が気になって見に行かれたと思う。

田んぼに携わっていない人からみると、
なんでわざわざ雨の時に水路に近づこうとするのかと、思えるかもしれないが、
この担当役の行動、気持ちは実感としてよくわかる。

水路の堰を通常のままにしておくと、田んぼへの分岐水路に大量の水が流れるし、
この堰の周辺も水が溢れて周囲の土手を壊すことにも成りかねない。
せき止めている板を外して水を流してやらないとならないのだ。

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この管理をするのが、水守なのである。
おそらく、増水した中で命綱をつけてはずそうとされたのだと思う。
通常は、雨前か、増水が収まった晴れ間に、もう一人の人と行くべきだったはずだが…。

自分も担当していて、大雨になるといつも水路のことが気になる。
雨が続く時には、その前にずっと外し放しにしておくのだ。

時たま、晴れ間になって田んぼに水がなくなっても大丈夫なのだ。
稲はそんなに柔な植物ではない、たくましいのだ(実際に作ってみての実感…)。


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NO3の田んぼ:雨が少ない時の様子、雨が多いと通常に水を流している時のように溜まる。



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ところが、4枚ある段々の田んぼでは、イノシシやタヌキなどが、水の引いた田んぼの中を
ミミズなどを探して、歩き回ることがある。


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水がない状態は、稲に影響はないが、動物に歩き回られたくないので、ここは、水口を開けて雨でも水を入れることにした(25日)。
うちの田んぼは、水門に最も近い位置にあり、うちの田んぼを過ぎてから、第2分岐の水路調整が出来るからだが。

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DSCN8998_tana.jpg
棚田の田んぼ:ここは自動水門になっていて大雨の時は自動的に水路は閉じられる。


追)
今年の稲刈り後の11月頃から、水守をしている4枚の田んぼの方も自動水門の工事が、着工する予定だ…。

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